User's Interview―ユーザーズ インタビュー

Vol.01
画質にも音質にも妥協しないドルビージャパンが携帯電話向けサイトでCDN mobile movieを採用
Dolby Japan株式会社 伊藤 E. 大輔氏
Dolby Japan株式会社
  コーポレートマーケティング部
クリエイティブサービススペシャリスト
伊藤 E. 大輔 氏
Dolby Japan株式会社 鬼沢 和広氏
Dolby Japan株式会社
プロダクトマーケティング部
マーケティングマネージャー
鬼沢 和広 氏

▲ドルビー モバイルエンターテイメント
 イメージ
世界に先駆けて日本市場に導入されたドルビーモバイルを体感してもらいたい

 オーディオのプロフェッショナルとして40年以上。そのブランド名はエンターテイメント界に広く知られている。DVDやブルーレイの音声方式として採用されているドルビーデジタルで身近な存在だ。業務用の機器としてハードウェアを販売するビジネスと、民生機器向けのライセンスビジネスを展開している。そのドルビーが、携帯電話向けに提供する新テクノロジー「ドルビーモバイル」が、世界の携帯電話市場に先駆けて日本で製品化された。一般的な2chのヘッドホンでリスニングルームに迫る音響効果を演出する技術だ。2008年6月現在、対応機種はNTTドコモのシャープ製端末4機種で、液晶画面の美しさで定評のある機種だけに音質にもこだわりを持つユーザが多く選択すると見られている。

 シャープ製端末ユーザーだけでなく、ドルビーモバイルの効果を広く知ってもらうため、ドルビージャパンは携帯電話向けサイトを立ち上げ、ドルビーモバイルを体験できるコンテンツを配信することにした。無料で楽しめるコンテンツを配信し、他機種と聞き比べてもらえれば、その優位性を理解してもらえるはずだ。

クオリティこそがイメージを作るそのイメージこそがブランドを支える力
Dolby Japan株式会社 伊藤 E. 大輔氏
「音声だけではなく映像を含めてハイクオリティでなけ
れば意味がない」と語る伊藤氏。

 ただ、携帯電話向けに配信できるというだけでは意味がない。「さすがドルビー」と思ってもらうためには映像も音声も高品質のものを配信する必要がある。クオリティを追求する背景を、コーポレートマーケティング部の伊藤氏はこう説明する。

「ドルビーの最も大きな製品は、そのブランドそのものだとも言えます。ブランド力を維持しているのは、ユーザが抱くハイクオリティなイメージそのものです。そのイメージを壊すようなコンテンツは配信できません」

 ドルビーモバイルという“音”響を体験してもらうサイトではあるが、そのクオリティの高いものを生み出していく技術であるというイメージを感じてもらうためには画質にも一切の妥協はしたくなかったと言う。ちょうどNTTドコモの最新機種がHSDPAに対応し、最高7.2Mbpsというハイスピードでデータを受信できるようになったばかりというタイミングもよかった。高ビットレートの映像、音声を配信する携帯キャリア側の準備は整ったのだ。

 コンテンツホルダ各社との深い連携もあり、新作映画の予告編やDVD、ゲームのトレーラーなど魅力的なコンテンツは用意できた。しかし問題となったのは配信プラットフォームだった。ホスティングや配信を請け負う会社はあまりにも数が多く、ざっと比較検討した会社だけでも40社にのぼった。まずスペックを比較し、候補を4社にまで絞り込んだ。そのうちの1社がブロードメディアだった。。選定時の印象を伊藤氏はこう語る。

「価格面では安いサービスが他にいくつもありましたが、各機種向けの画質にここまでこだわっているサービスはほかにありませんでした」

 携帯電話向けの動画配信サービスでは、できるだけ幅広い機種をカバーするためにどの機種でも再生できる妥協ラインを設定し、それに合わせて画質が調整される。この手法ならひとつの変換ロジックで複数の機種をカバーでき、変換の労力が少なくて済むためだ。それに対してブロードメディアの携帯電話向け動画配信サービス「ブロードメディア®CDN mobile movie」では、各機種で再生できるギリギリの高画質を、機種ごとに調整していくノウハウを持っている。新機種発売のたびに最新機種への対応に多大な労力は必要だが、それぞれの対応機種で再生した場合の画質の違いは歴然としている。価格で妥協して半端なクオリティのサイトを作っても意味がない、そういう思いでブロードメディアを選択したとプロダクトマーケティング部の鬼沢氏は言う。

「品質へのこだわり、ダウンロード方法の工夫などを見て、ここしかないと思いましたね」


▲「ブロードメディア®CDN mobile movie」サービスモデル
各機種で望める最高のエンターテイメント体験を提供
Dolby Japan株式会社 鬼沢 和広氏
「日本での取り組みを世界に展開するプロトタイプと
して発信したい」と意気込む鬼沢氏。

 2008年5月26日、「ドルビー モバイル エンターテイメント」はNTTドコモの公式メニューとしてスタートした。今回のサービスでは配信するコンテンツが予告編やトレーラーということもあり、比較的短時間のものばかり。そのため、約2分強のコンテンツを分割することなく1度で配信できるギリギリのビットレートで機種ごとにチューニングを行なっている。取材段階ではまだ公開直後だったこともありアクセス数は公表されていなかったが、予想よりも好調な滑り出しだと伊藤氏は教えてくれた。また、鬼沢氏は今後の展開について次のように語ってくれた。

「携帯電話は進化の早い世界ですが、ブロードメディアさんなら今後登場する新機種や新規格にもいち早く対応してくれるだろうと、期待しています」

 世界に先駆けて日本市場に導入されたドルビーモバイルのPRとして展開するドルビー モバイル エンターテイメント。今後の飛躍に向けて伊藤氏、鬼沢氏のブロードメディアに対する期待は厚い。

導入企業紹介

Dolby Japan

http://www.dolby.co.jp/

Dolby Japan株式会社
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FAX:03-3524-7389
E-mail:webmaster@dolby.co.jp

アナログ録音の音質を改善するための実用的なノイズリダクションシステムに始まり、品質と信頼性の高いオーディオ技術を開発、提供してきたドルビーラボラトリーズ。オーディオ、ビジュアルがデジタル化された後も、サラウンド技術などより臨場感の高いエンターテイメントを提供するための技術を提供してきた。日本拠点は1997年に設置され、2007年に日本法人化されている。

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